
車って維持費もかかるし、本当に必要なんだろうか?
という疑問に答えます。
最近、小麦や電気代などの物価が上昇していますよね。
それなのに給料は上がらないスタグフレーション。
今までは両親に「車だけは…」と言われてきた人も、
なるべく節約するためにも、車を持たない生活をしたほうがいいんじゃないか?
と思う人増えてきたと思います。
わかります。私は過去に3年以上、車を持たない生活をやっていました。
そこで今回は大学生は免許はいらないという記事を書いていきたいと思います。
大学生は免許はいらない
大学生は免許いらないです。
車はなくても生きていけます。
大学生に免許は必要ないと思う理由
理由は次です。
①免許を取るのにお金がかかる
まず免許取るだけでも、かなりのお金と時間がかかります。
例として「通学」で免許(AT限定)を取得する場合の『価格』と『かかる時間』はこんな感じです。↓
「通学」で免許(AT限定)を取得する場合 | |
お金 | 約30万 |
時間 | 2か月~3ヶ月 |
「通学」ならAT限定で約30万。
免許を取得するまで1ヶ月〜3ヶ月くらいの時間もかかります。

3ヶ月…
こんなに時間とお金をかけて免許を取得したうえ、いざ車に乗ろうと思うとまたお金がかかります。
- 税金
- 新車代
- 保険代
- 車検代
- 駐車場代
- ガソリン代
- そのほかのメンテナンス費用
車は家族から買ってもらったり、譲ってもらう人、中古で買う人も多いと思うので、費用は抑えられます。
また駐車場代に関しても、一軒家に住んでいるとかかりません。
しかしそれ以外(赤字の部分)は、誰しも支払わなければいけない費用になります。
…これらを見てみると、

そこまでコストかけて、免許なんか取る必要ある?
と思ってしまうのは当たり前ですよね。
ちなみに合宿免許だと約20万円で、2週間あれば取得できます。
②車には維持費がかかる
先ほども少し書きましたが、車には維持費がかかります。
- 税金
- 保険料
- メンテナンス費用(車検/修理/オイル交換費用など)
- ガソリン・駐車場費用
…などです。
ざっと計算すると、一年間の維持費は軽自動車で約30万円。普通車で約40〜50万くらいになります。
(参考:車の維持費は年間どれくらいかかる?内訳や維持費を安定させるための方法とは|もろコミカ―コンカーリース)
つまり、車に乗ろうが乗るまいが所有しているだけで、毎月約2万円はかかるんですね。
③乗らない時間も多い

Photo by Jan Baborák on Unsplash
そうして高い維持費を払って所有している車ですが、乗らない時間のほうが多いです。
考えてみてください。
仕事中に頻繁に車を使う人ならともかく、
たいていの人なら職場や買い物に行くために、毎日1時間〜2時間使うのがほとんど。
買い物だって多くても週2回くらいでしょうし、スーパーが少し遠ければ週1回まとめ買いする人が多いです。
そこそこの町中なら、食材宅配サービスの利用をする方法だってあります。
④事故するリスクがある

Photo by Mikita Karasiou on Unsplash
そして事故するリスクもあります。
自分の一生を左右されるほどの大事故だって有り得ますし、軽い事故だってあります。
30年間運転を続けたと仮定した場合、延べ人数で4人に1人程度、つまり25%の確率で交通事故を起こしていることになります。30年間運転を続けるならばかなり高い確率で自分も交通事故を起こすのではないかと認識しておけば間違いません。
たとえ軽い事故だとしても、自分が悪ければ修理代を払わなければいけません。
もちろんその場合は保険が効きますが、そのぶんこれからの保険代が値上がりします。
⑤将来的に自動運転車がくるかも…
将来的に自動運転車がくるかもしれないことです。
テスラなど大手企業は自動運転車を開発しています。
まだ完全には自動化できていないものの、部分的に自動運転機能を使用できる車は売られています。高速道路等の走行など。
また世界的に『空飛ぶ車』の開発も行われており、ANAがアメリカのベンチャー企業と連携をはじめている…なんてニュース記事も見ました。(参考:ANA、「空飛ぶクルマ」実現への取り組み本格化、国内大都市圏を中心に、トヨタも参画|travel voice)
まだまだ先のことかもしれませんが、将来的には今のような車社会はなくなるのだろうな…と思っています。

世界的に電気自動車の流れも来ていますし…
中規模の都市部に住んだら自転車で暮らしていけます
学生時代、地方都市に住んでいた私からすると、
そこそこの都市であれば車がなくても、
- 電車
- バス
- 自転車
を駆使すれば暮らしていけます。
最近は空き家を改装して田舎暮らしを始める方は多いと思います。
べつにそれが悪いこと、損なことだとは思いません。
子どものいる家族だったり、5人くらいの友人でシェアしながら生きるのなら、そっちのほうがぜんぜんいいでしょう。
しかし1人~2人だったら、車の維持費を払いながら田舎に住むより、そこそこ人口が多い街(地方の県庁所在地など)で、
- まあまあ安い家賃のアパート
- 車は持たない
生活をするのが、一番いいとこ取りなんじゃないかなと思います。

もちろん私の経験から言っているだけなので、個人差はあると思います。
ただし、人による
車に乗るのは維持費もかかるし、リスクもある。
将来的には自動運転車も来るかもしれない。
レンタカーだってある。
だから車自体は必要ないと思います。
しかし、「免許が必要ないか?」と言われると、
『免許を取ったほうがいい人』はいると思います。
免許が必要な人
たとえばこんな人です。
- 実家が田舎で、完全な車社会の人
- 旅行が大好きな人
実家が田舎の人
実家が田舎の人は、家族に何かあって帰省したときに免許がない困ることがあります。
病院すら自分の足で行けないですし、家とスーパーが離れている人なら、日用品の買い物にすら行けないからです。
旅行好きの人

Photo by Guillermo Bresciano on Unsplash
それから、旅行好きの人。
山とか海とか、やはり自然が多い場所は車がないと行けないですからね。
旅行好きであるなら、車に乗れるとかなり選択肢が広まります。
車を使わないでもいい生活を目指す方法

じゃあ車を持たない生活ってどうしたらいいの?
車を使わない生活をするには、大きく分けて次の2つの方法があります。
- 自転車や交通機関を使う
- 他の人の車を借りる
ざっくりとしているので、細かく見ていきたいと思います。
なるべく都市部に住む
まず1つ目はなるべく都市部に住むこと。
都市部に住むと、公共機関が充実しています。
また、娯楽施設や病院なども徒歩や自転車で行けるので、車のない生活には困りません。
必要なときだけタクシーや、レンタカーを借りる
必要なときだけタクシーを利用したり、レンタカーを借りるという手段もありです。
知り合いのなかには、そこそこの都市部に住み、レンタカー生活をしている人もいます。
レンタルすると高級車にも安く乗れます。
友だちや家族の車を借りる

Photo by Meghan Lamle on Unsplash
基本的には自転車、バス、電車を活用して、遊びに行くときは友だちや家族の車を借りる方法もあります。
もちろん相手に迷惑にならない範囲で、ですがね。
たとえば家族が車に乗らない日(日曜日とか)だけ、車を貸してもらうとか。
友だちと遊びにいくときは、乗せていってもらうとか。

友だちと遊びに行くとき、車は相手に貸してもらって「運転は自分がする」とか、免許持っていないなら「その日の食事は全部おごる」とかwin-winの関係がいいよね
実家に住んだっていい
とくに一人暮らしが必要なければ、実家に住んで家族の車を借りて生活するのはどうでしょう。
もちろん、家庭環境によってできない人もいますし、都会でやりたい仕事があるという人もいると思います。
ですが「成人したら一人暮らしが当たり前」と思い込んで無理して一人暮らしを始めようとしていませんか。
でも本当に当たり前でしょうか?
物価が上がって給料は上がらない国で、見栄だけのために一人暮らしをすることって本当に必要なのでしょうか。
たとえば、おじいちゃんおばあちゃんがいる人なら、家に車が余っていませんか?
(現代ではあまりないかもしれませんが)お母さんが専業主婦という人なら、買い物以外は車を家に置きっぱなしだったりしませんか?
新しい車を自分で所有するのではなく、「余っている人から、ときどき借りる」というが一番ムダにならない方法だと思います。

私も「大人になって一人暮らししてないやつは信用ならん」と言っている人にも出会ったことがあります。
やってみれば案外できる
車のない生活に抵抗がある人もいるかもしれません。
ですが、大丈夫です。
やってみれば案外できます。