
コミュ障なんだけど、合宿免許やめといたほうがいい?
そんな悩みありますよね。
私は初対面の人と打ち解けるのに1ヶ月くらいは必要な超コミュ障です。
そんな私ですが、2週間の合宿で免許を取得しました。
結論からいうと、大丈夫です。
合宿免許に行った超コミュ障の私が、
- コミュ障でも合宿免許が大丈夫な理由
- コミュ障の合宿免許の乗り越え方
- コミュ障の合宿免許の選び方
を書いていきたいと思います。
合宿免許ってメリットばかり…
合宿免許ってメリットが多いですよね。
通学より何万も安いし、たった2週間で取ることができます。
しかもその間の食費や宿泊費は込み。
交通費や保証もあるので、心配もありません。
パリピの人、陽キャの人には、

旅行気分で免許が取れる!

出会いバンザイ!
…っていう感じなんでしょうけど、
苦学生の人や、節約したい人は

出会いとか旅行とか興味ないけど、できれば時間やお金のために、合宿免許で免許を取りたい…!
という人多いんじゃないでしょうか。
私もこっちの人間でした。

出会いとか興味ない。
できれば陽キャを避けて、免許取るだけに集中したい。。
コミュ障な私が合宿免許に一人参加しました

Photo by Ivan Aleksic on Unsplash
私も
- 節約したい
- 通学めんどうくさい
- 短期間で免許を取りたい
という理由で、合宿免許を選びました。
ちなみに私はコミュ障だと思います。
コミュ障の定義って人それぞれパターンがあると思うんですけど、私の場合はこんな感じ。↓
- 自分からは話しかけない
- 自分の世界に閉じこもって、周りからは話しかけづらいやつ
- (輪に入っていけないので)バイトをすると大体、村八分になる
長年の友人から「あんた、最初は話しかけづらかった」と言われたことがあります。
常にぼっちでした

Photo by Thomas Peham on Unsplash
そんな私が合宿に参加して結局どうなったのかというと、常にぼっちでした。
あいさつを交わす程度の知人が5人いたくらいです。
教習所でも宿舎でも
一人でご飯を食べ
一人で自習し
一人でヒマをつぶし…
…このようにほとんど一人で過ごしていました。
合宿免許で「ぼっち」だった理由
なぜここまで「ぼっち」だったのかというと、理由は3つあります。
- みんな一緒に来ているグループでかたまっていた
- 話が合わない
- 陽キャ率高い
とくに①と②が原因ですね。
①グループでかたまっていた

Photo by Meghan Lamle on Unsplash
私の参加した合宿では、みんな一緒に参加した友だち同士でかたまっていて、他のグループと交わろうとしていませんでした。
なので話しかけづらかったですし、話しかけたとしてもそのグループの結束の中に入るのが難しかったです。
だから、あいさつをする程度の関係でした。
②話が合わない
それから、話が合わなかった。
これは向こうが陽キャで私が陰キャだからだと思うのですが、相手の話す話題がぜんぜん合いませんでした。向こうも私の話に興味なかったと思います。

向こうは恋バナや学校のことで、私は本、映画、ドラマ…に興味があった。
興味あるジャンルが違いすぎるんですね。
お互いに話を合わせたりして上っ面では仲良くなれても、話が合わないので長く一緒に話すことができなかったんですね。
だから合宿が終わるまでの2週間、ほとんど一人ぼっちでいました。
コミュ障でも大丈夫だった理由
でもそんな私がコミュ障でも大丈夫だった理由はなぜか。
①しょせん2週間の関係だと割り切っていたから
まず1つ目は、しょせん2週間だと割り切っていたからです。
どんなにぼっちでも、良くも悪くも2週間。
2週間って、1週目の段階では確かに長いように感じますが、
2週目に入るとジェットコースター並みに速いです。

あっという間に週末が来て卒業試験でした
②毎日疲れてすぐ寝ていたから

Engin AkyurtによるPixabayからの画像
2つ目は、毎日疲れてすぐ寝ていたからです。
私はわりと疲れやすい人間です。
とくに昼間に人がたくさんいる場所で過ごすと、夜は早めにスイッチが切れてしまうんですね。
これ、内向的な人は当てはまると思います。
なので、朝〜昼くらいの体力あるときは「一人ぼっちかー」と悩むのですが、夜になると疲れてそれどころじゃない。
とにかく寝ていました。
③教官とは楽しく話ができた
あと、教官とは話ができたことです。
技能教習で教えてもらう教官は日によって違います。
すると、「なんだかとっつきづらいな…」という人に当たることもあれば、
やたらと話が盛り上がってあっという間に教習が終わった
…という日もありました。
そういった教官たちとの相性の当たり・はずれを経験すると、
自分が上手く話ができる相手と、できない相手がいることがわかったんですよね。

パターン化されたというか。。
つまり
なんじゃなく、ただ自分と合わないだけなんだと思えて気が楽になりましたね。
④数人だけど一人でいる子がいた
それから私以外にも、一人参加の子が何人かいました。
あまり話すことはなかったのですが、一人参加が自分だけじゃないというのは心強かったです。
「他人にどう思われようが気にしないタイプ」ーーじゃありません

「ぼっちでも大丈夫」って簡単に言い過ぎでは?

あなたが鈍くて気にしない性格だからできるんじゃないの?
って思うかもしれません。
ぜんぜん違います。
とくに当時は今より子どもだったので、自意識過剰。
「自分がぼっち」ということを、めちゃくちゃ気にしていましたよ。
陰口言われてるんじゃないかって思っていましたし、
話しかけられそうなタイミングがあれば、ムリして話しかけにいっていました。(笑)
弱音を吐いてしまったこともありました。
大丈夫だよ、と言われた
私自身、「一人でいることは変じゃないだろう」と思っていました。
たかが2週間ですし、友だちを作りにきているわけじゃないから、別にいいだろうと。
でも周りの目が気になることもある
…という矛盾をかかえていたんです。
それで、最後の方で弱音を吐いたことがあっりました。
それこそ挨拶程度の関係の子で、めちゃくちゃ仲良いい子ではなかったです。
3歳くらい年上の方でした。
その人が「放っておけばいい」と言ってくれました。
「友だち」を作りに来ているわけじゃない
このように当時は私も心が弱かったです。
10代後半〜20代前半くらいは何かと自意識過剰な時期なので、必要以上に周りの目を気にしていたのだと思います。
ですが、今ならこう言えます。
合宿免許は免許を取りに行く場所であって、「友だち」を作りにいく場所ではありません。
その本質部分をしっかり心にとめておけば、たかが2週間程度のことで
- 自分が一人ぼっち
- みんなの輪の中に入れない
と悩まなくてOK。
悩む気持ちもわかる
悩むのもわかります。
でも第三者からすると、マジで時間のムダです。
自分が思っているほど、あなたのことを気にしていません。
しかも私が行った当時も、このようなしっかりした考えを持って一人でいる子もいました。
一人でも堂々としていて、「すごいな」と思った記憶があります。
ぼっちを気にしなければ、わりと楽しかった
それにですね、他の記事でも書いているんですが、
ぼっちさえ気にしなければ、合宿免許はけっこう楽しかったですし、ゆったりとリゾート気分を味わえました。
免許を取るこしか頭になかった私でさえ、

なんだか旅行に来たみたい…
と思ったものです。
そのくらい来てくれたお客さん(私たち)に、免許をとること以外のところでも楽しんでもらおうというサービス精神が徹底しています。
もちろん合宿によって当たりハズレあると思いますけどね。
コミュ障の合宿先の選び方
コミュ障にとって合宿先の選び方は重要です。
結論からいうと、刺激の少ない環境を選ぶこと。
陽キャの人は、観光地や娯楽施設がたくさんあるような合宿場所を選ぶのかもしれません。
しかし私のような内向的で疲れやすい人は、
- 宿舎が自然に囲まれている
- あまり出歩けない・出歩いてもなにもない
…このような合宿場所(宿舎)をあえて選ぶとリフレッシュできます

旅行でたとえると、前者が京都のような大観光地、後者が無人島に行くイメージですね。
内向的な人は、後者のほうがぜったいにリフレッシュできます。
やっぱり一人は怖い。友だちと行こうかな…
とはいえ、

やっぱり一人は嫌だ。友だちと行こうかな…
という人もいるかもしれません。
私はこれについて、半分は賛成、半分は反対です。
一緒に行きたいという友だちがいるなら、複数人で参加してもいいと思います。
ただ、一人が嫌すぎるがゆえに、そこまで仲良くない友だちと行くのはNG。
友だちと参加するのはやめたほうがいい

Harmony LawrenceによるPixabayからの画像
友だちがいると、
- 一人じゃない
- 話し相手がいる
というメリットもありますが、同時に
- 気を遣う
- 一緒に行動しなければならない
- 「自分だけ落ちたらどうしよう」…というプレッシャーもかかる
…というデメリットもあります。
5〜6人くらいで遠くから来ている仲良し集団の人たちが、卒業試験の際に「自分だけ落ちたらどうしよう…」というプレッシャーをかかえているところも見てきました。
なので気の許せる友だちと行くのならいいかもしれませんが、
気を遣う友だちと参加するくらいなら、一人参加のほうがぜんぜん気が楽だと思います。
不安なときの対処法
他にも、不安にならないようにこのようなポイントを確認しておくといいです。
- なるべく家から近い合宿免許を予約する
- 保証をチェック
- 教官にしっかりと確認する
周りはそんなに気にしてない
あなたが一人だろうと、周りはそこまで気にしていません。
免許を取ることだけに集中しましょう。
あと、合宿免許は陽キャの割合が多いですが、たまたま気の合う相手に出会えることもあります。
私も気の合う子を見つけましたが、次の日にその子が卒業試験を終えて帰ってしまったので、半日くらいの友だちでしたね。
たったの2週間。
合宿免許を気楽に満喫しましょう。
